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敗軍の名将 インパール・沖縄・特攻

幻冬舎新書 ふ−22−1

出版社名 幻冬舎
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-344-98635-0
4-344-98635-0
税込価格 990円
頁数・縦 285P 18cm

商品内容

要旨

インパール作戦で上官に逆らって撤退を決断した佐藤幸徳、その配下で1人の餓死者も出さず撤退に成功した宮崎繁三郎。沖縄戦で大本営の方針と異なる作戦を立案・実行し、米軍を抑え込んだ八原博通。特攻を拒み、独自の作戦で戦果を上げた芙蓉部隊の美濃部正―戦争という狂気の時代に、なぜ彼らは、暗愚な上官・中央の命令に抵抗し、信念を貫くことができたのか?太平洋戦争を俯瞰しながら、4人の指揮官の決断と行動をたどる。根拠なき精神論・同調圧力・理不尽が跋扈する現代日本への教訓の書。

目次

第1部 インパール―佐藤幸徳、宮崎繁三郎の抵抗(インパールへの旅
なぜ日本軍はインパールを目指したか
インパールへの道遠く ほか)
第2部 沖縄戦―八原博通の「戦略持久」(沖縄戦までの道のり
沖縄遂に侵攻さる
入念な下準備 ほか)
第3部 芙蓉部隊の戦い―美濃部正の特攻拒否(究極の理不尽
特攻拒否を宣言
機体よりパイロット ほか)

出版社・メーカーコメント

インパール作戦の佐藤幸徳・宮崎繁三郎。沖縄戦の八原博通。芙蓉部隊の美濃部正。戦争という狂気の時代に、暗愚な上官・中央の命令に抵抗して信念を貫いた4人の指揮官の決断と行動に学ぶ。

著者紹介

古谷 経衡 (フルヤ ツネヒラ)  
文筆家。1982年北海道札幌市生まれ。立命館大学文学部卒。一般社団法人日本ペンクラブ正会員。時事問題、政治、ネット右翼、アニメなど多岐にわたる評論活動を行う。テレビコメンテーターのほか、ラジオMCとしてもメディアへの出演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)