• 本

嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

出版社名 文藝春秋
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-16-391441-1
4-16-391441-2
税込価格 2,090円
頁数・縦 476P 20cm

商品内容

文学賞情報

2022年 第44回 講談社本田靖春ノンフィクション賞(旧・講談社ノンフィクション賞)受賞
2022年 第53回 大宅壮一ノンフィクション賞受賞
2022年 第21回 新潮ドキュメント賞受賞

要旨

なぜ語らないのか。なぜ俯いて歩くのか。なぜいつも独りなのか。そしてなぜ嫌われるのか―。中日ドラゴンズを日本一に導いた異端の将の8年間の闘いを描ききった、「週刊文春」で大反響の傑作ノンフィクション…運命を変えられた12人の男たちの目を通して綴られる、落合博満の実像と中日ドラゴンズ変貌の記録。

目次

第1章 川崎憲次郎―スポットライト
第2章 森野将彦―奪うか、奪われるか
第3章 福留孝介―二つの涙
第4章 宇野勝―ロマンか勝利か
第5章 岡本真也―味方なき決断
第6章 中田宗男―時代の逆風
第7章 吉見一起―エースの条件
第8章 和田一浩―逃げ場のない地獄
第9章 小林正人―「2」というカード
第10章 井手峻―グラウンド外の戦い
第11章 トニ・ブランコ―真の渇望
第12章 荒木雅博―内面に生まれたもの

出版社・メーカーコメント

中日ドラゴンズで監督を務めた8年間、ペナントレースですべてAクラスに入り、日本シリーズには5度進出、2007年には日本一にも輝いた。それでもなぜ、落合博満は嫌われた監督≠ナあり続けたのか。あの言葉と沈黙、非情な采配。そこに込められた深謀遠慮に影響を受け、真のプロフェッショナルへと変貌を遂げていった男たちの証言から、稀代の名将の実像に迫る。

著者紹介

鈴木 忠平 (スズキ タダヒラ)  
1977年、千葉県生まれ。愛知県立熱田高校から名古屋外国語大学を卒業後、日刊スポーツ新聞社でプロ野球担当記者を16年間経験した。2016年に独立し、2019年までNumber編集部に所属。現在はフリーで活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)