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クリスパーCRISPR 究極の遺伝子編集技術の発見

文春文庫 タ17−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-16-791774-6
4-16-791774-2
税込価格 1,056円
頁数・縦 408P 16cm

商品内容

要旨

パソコン上で文章を編集するように、あらゆる動植物のDNAを自由に編集する。ノーベル化学賞を受賞した、SFのような究極の遺伝子編集技術は、いかにして発見されたのか?人類の未来をも左右する科学はどのように使われるべきなのか?夢の技術を発見した科学者が綴る、科学の可能性と危険性とは―。

目次

プロローグ まったく新しい遺伝子編集技術の誕生
第1部 開発(クリスパー前史
細菌のDNAに現れる不思議な「回文」
免疫機構を遺伝子編集に応用する
高校生も遺伝子を編集できる)
第2部 応用(アジアゾウの遺伝子をマンモスの遺伝子に変える
病気の治療に使う
核兵器の轍は踏まない
福音か厄災か?)
エピローグ 科学者よ、研究室を出て話をしよう

著者紹介

ダウドナ,ジェニファー (ダウドナ,ジェニファー)   Doudna,Jennifer A.
1964年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校化学・分子細胞生物学部教授。フランスのエマニュエル・シャルパンティエ博士と、細菌のDNA塩基の「回文」構造CRISPR(クリスパー)が細菌のウイルス感染防御システムであり、タンパク質酵素Cas9がウイルスのDNA塩基を切断することをつきとめた。2012年、CRISPR‐Cas9が遺伝子編集にも使えることを発表。2020年にシャルパンティエ博士とノーベル化学賞を共同受賞
櫻井 祐子 (サクライ ユウコ)  
京都大学経済学部経済学科卒業。オックスフォード大学大学院で経営学修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)