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日本迷信集

河出文庫 こ27−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-309-41850-6
4-309-41850-3
税込価格 990円
頁数・縦 259P 15cm

商品内容

要旨

精霊送りに胡瓜が使われる理由、火の玉の正体、死を告げるカラスの謎、カエルを拝む人々の願いとは…。迷信や妖怪といった、俗信と呼ばれる分野に強い関心を持つ民俗学者が、前兆、占い、祈り、まじない、妖怪変化、迷信療法など、現代まで続く日本の不可思議な習俗の真相に迫る。

目次

第1章 未来予知法―前兆と卜占
第2章 暮しのなかのタブー―禁忌
第3章 祈りとマジナイ
第4章 霊怪現象―狐憑きと幽霊と
第5章 妖怪変化・魑魅魍魎
第6章 迷信療法―近代医学の素地
第7章 生活のなかの旧知識
第8章 日本人の運命観
最終章 迷信総論

出版社・メーカーコメント

精霊送りに胡瓜が使われる理由、火の玉の正体、死を告げるカラスの謎……“黒い習俗”といわれる日本人のタブーに対して、民俗学者の視点からメスを入れた、日本の迷信集記録。

著者紹介

今野 圓輔 (コンノ エンスケ)  
本名・圓助。1914年8月10日、福島県相馬郡八幡村生まれ。慶應義塾大学に入学し佐藤信彦、折口信夫らの講義を受けた。在学中に柳田國男らの「民間伝承の会」に入り民俗学を学ぶ。1942年に毎日新聞社に入社、新聞記者のかたわら日本民俗学会評議員などを歴任した。1982年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)