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歴史というもの

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-12-005467-9
4-12-005467-5
税込価格 1,430円
頁数・縦 188P 18cm

商品内容

要旨

歴史と小説をめぐって司馬遼太郎、松本清張と語りあう。初収録3篇を含む講演・座談集。

目次

歴史に学ぶ
乱世のさまざまな武将―松本清張、司馬遼太郎、井上靖(時代の推移が人材を選択する
戦国争覇は実力の時代
信玄、家康の名家好み ほか)
歴史というもの―松本清張、司馬遼太郎、井上靖(歴史を語るには百年が必要だ
セリフが単調なテレビ時代劇
必要以上に自己規制する)
新聞記者と作家―司馬遼太郎、井上靖(新聞を綴っても歴史にはならない
天気晴朗なれども浪高し
記者は“警世の文字”を書く ほか)
歴史と小説をめぐって(歴史と小説
歴史小説と史実)

出版社・メーカーコメント

司馬遼太郎、松本清張との貴重な単行本未収録座談・対談三篇を中心に、歴史と小説をめぐる講演と随筆を収める。【没後三十年記念出版】■目次歴史に学ぶ 井上靖I 乱世のさまざまな武将(座談)松本清張×司馬遼太郎×井上靖II 歴史というもの(座談)松本清張×司馬遼太郎×井上靖III 新聞記者と作家(対談)司馬遼太郎×井上靖 IV 歴史と小説(講演)井上靖

著者紹介

井上 靖 (イノウエ ヤスシ)  
作家。1907(明治40)年北海道生まれ。静岡県に育つ。京都帝国大学哲学科を卒業後、毎日新聞社に入社。50年「闘牛」で芥川賞を受賞し、51年に退社、作家生活に入る。58年『天平の甍』で芸術選奨文部大臣賞、60年『敦煌』『楼蘭』で毎日芸術賞、64年『風涛』で読売文学賞、69年『おろしや国酔夢譚』、82年『本覚坊遺文』で日本文学大賞、89年『孔子』で野間文芸賞など、受賞作多数。76年文化勲章を受章。69年にはノーベル文学賞の候補となった。1991(平成3)年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)