フーコー文学講義 大いなる異邦のもの
ちくま学芸文庫 フ12−11
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2021年10月 |
ISBNコード |
978-4-480-51079-2
(4-480-51079-6) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 350P 15cm |
商品内容
要旨 |
フーコーが文学を通してとらわれていた問題。それは、われわれをこのようにあらしめている歴史的規定から身を引き離し、いかにして他なる空間を創るかにあった。“主体と真理”という生涯の問題系に密接な関わりを持つものとして彼の文学論は展開された。狂気と言語、文学の考古学、欲望と真理をテーマに、シェイクスピア、セルバンテス、ディドロ、アルトー、レリスらが呼び出され、サドをめぐり議論はひとつの頂点に達する。1960‐70年代に行われた諸講演の記録を詳細な訳注と解題を付して邦訳。 |
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目次 |
狂気の言語(編者の注 |
出版社・メーカーコメント
シェイクスピア、サド、アルト―、レリス……。フーコーが文学と取り結んでいた複雑で、批判的で、戦略的な関係とは何か。未発表の記録、本邦初訳。