• 本

わたしたちの森

出版社名 ポプラ社
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-591-17142-4
4-591-17142-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 〔39P〕 26×26cm

商品内容

要旨

夏の光をあつめてかがやく木の葉たち。そよ風にゆれている、ゆたかな草のしげみ。めす鹿は語ります。「森は、わたしたちの家。」ある日。音もなくあがった火の手は風によって大きな炎となり、動物たちにおそいかかります。にげなくては!これは山火事を生きた森と動物の物語です。

出版社・メーカーコメント

世界のあちらこちらで大きな山火事が発生しています。自然に発生する山火事は、森を守るためのたいせつな役割を果たしてきました。森の中の可燃物…倒木、枯れ草、枯葉など…が燃えることによって、森をおおっている土に栄養を与えることができるからです。しかし近年では、気候変動によって干ばつが長引くことがあり、その結果、森の可燃物が増えすぎて、火事は大規模になり、破壊的な大火災を引きおこしています。山火事の炎は、最高時速およそ22.5キロメートルのスピードで拡大していきます。そんな山火事のなか、動物たちはどうしているのでしょう。そして、山火事のあとの森でどのように生きていくのでしょう。この本は、山火事のあとを生きる森と動物の物語です。

著者紹介

マリノ,ジアナ (マリノ,ジアナ)   Marino,Gianna
サンフランシスコ生まれ。高校卒業後、世界放浪の旅にでるため、壁画家、ジュエリーデザイナー、馬車の御者などさまざまな職業につく。その後、おもちゃのデザイナーなどの職業を経て、絵本作家に。現在は北カリフォルニア在住
小手鞠 るい (コデマリ ルイ)  
1956年岡山県生まれ。同志社大学卒業。エッセイスト、小説家。詩とメルヘン賞、海燕新人文学賞、島清恋愛文学賞、2009年原作を手がけた絵本『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(講談社)でボローニャ国際児童図書賞などを受賞。2019年には『ある晴れた夏の朝』(偕成社)で、子どもの本研究会第3回作品賞、小学館児童出版文化賞を受賞。1992年に渡米、ニューヨーク州ウッドストック在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)