• 本

星を掬う

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-12-005473-0
4-12-005473-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 327P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 星を掬う

    「52ヘルツのクジラたち」でで本屋大賞をを受賞した町田その子注目の受賞後第一作。その期待に応えた証しのように、さまざまな新聞、雑誌で取り上げられている。過去を背負ってすれ違う母と娘の物語。結ばれた糸はしっかりとつながっていた。冬の長い夜にゆっくりと読んで、静かな深い余韻にひたっていただきたい。前作を越える高評価で、自らさらにハードルをあげた。

    (2021年12月20日)

商品内容

要旨

辛かった、哀しかった寂しかった。痛みを理由にするのは楽だった。でも―。すれ違う母と娘の物語。

出版社・メーカーコメント

町田そのこ 2021年本屋大賞受賞後第1作目は、すれ違う母と娘の物語。小学1年の時の夏休み、母と二人で旅をした。その後、私は、母に捨てられた――。ラジオ番組の賞金ほしさに、ある夏の思い出を投稿した千鶴。それを聞いて連絡してきたのは、自分を捨てた母の「娘」だと名乗る恵真だった。この後、母・聖子と再会し同居することになった千鶴だが、記憶と全く違う母の姿を見ることになって――。