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ハブられても生き残るための深層心理学

出版社名 岩波書店
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-00-061502-0
4-00-061502-5
税込価格 1,760円
頁数・縦 262P 19cm

商品内容

要旨

私だけがのけ者にされ、みんなから悪く言われている…。そんな息苦しさを訴える声が多い。そう感じてしまうのはなぜか。また、こうした現象が日本社会で起きやすい背景とは。ミュージシャン、そして精神科医としての自身の経験や、長年の精神分析的臨床で得た深層心理学の世界観によって、その仕組みを考察。悲劇に陥りがちな人生の「台本」を紡ぎ直し、自分らしく生きるヒントを探す。

目次

序 「ハブられる」とは
第1章 なぜハブるのか―同化と異化の生理
第2章 排除する深層心理
第3章 反射的に排除する心身
第4章 日本語から考えてみる―多義的で曖昧な言語を使う心
第5章 異類を排除する物語を読む
第6章 “あなた”との「つながり」―親子関係から考える
第7章 人生を劇として見る―「心の台本」を紡ぎ直すために
第8章 心の構え方―自己を構造化する
第9章 生き残る“私”が相手を変える
第10章 人生を渡す
さいごに 心の専門家へ

出版社・メーカーコメント

私だけがのけ者にされ、みんなから悪く言われている……。そんな息苦しさを訴える声が多い。そう感じてしまうのはなぜか。また、こうした現象が日本社会で起きやすい背景とは。自身の経験や長年の臨床で得た深層心理学の世界観で、その仕組みを考察。悲劇に陥りがちな人生の台本を紡ぎ直し、自分らしく生きるためのヒントを説く。

著者紹介

きたやま おさむ (キタヤマ オサム)  
1946年淡路島生まれ。精神科医、臨床心理士、作詞家。九州大学大学院教授、白鴎大学副学長などを経て、九州大学名誉教授。2019年より日本精神分析協会精神分析的精神療法家センター長、2021年より白鴎大学学長。1965年、京都府立医科大学在学中にフォーク・クルセダーズ結成に参加し、67年「帰って来たヨッパライ」でデビュー。68年解散後は作詞家として活動。71年「戦争を知らない子供たち」で日本レコード大賞作詞賞を受賞。その後、精神科医となり、現在も精神分析的臨床活動を主な仕事とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)