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残照の頂 山女日記 続

出版社名 幻冬舎
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-344-03843-1
4-344-03843-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 273P 20cm

商品内容

要旨

亡き夫に対して後悔を抱く女性と、人生の選択に迷いが生じる会社員。(『後立山連峰』)。失踪した仲間と、ともに登る仲間への、特別な思いを胸に秘める音大生。(『北アルプス表銀座』)。娘の夢を応援できない母親と、母を説得したい山岳部の女子大生。(『立山・剱岳』)。コロナ禍、三〇年ぶりの登山をかつての山仲間と報告し合う女性たち。(『武奈ヶ岳・安達太良山』)。日々の思いを噛み締めながら、一歩一歩、山を登る女たち。山頂から見える景色は、これから行くべき道を教えてくれる。

出版社・メーカーコメント

ここは、再生の場所。NHK BSプレミアム「山女日記3」原作小説。幅広い層に支持されたベストセラー、待望の第2弾。「通過したつらい日々は、つらかったと認めればいい。たいへんだったと口に出せばいい。そこを乗り越えた自分を素直にねぎらえばいい。そこから、次の目的地を探せばいい。」後立山連峰亡き夫に対して後悔を抱く女性と、人生の選択に迷いが生じる会社員。北アルプス表銀座失踪した仲間と、ともに登る仲間への、特別な思いを胸に秘める音大生。立山・剱岳娘の夢を応援できない母親と、母を説得したい山岳部の女子大生。武奈ヶ岳・安達太良山コロナ禍、三〇年ぶりの登山をかつての山仲間と報告し合う女性たち。……日々の思いを噛み締めながら、一歩一歩、山を登る女たち。頂から見える景色は、過去の自分を肯定し、未来へ導いてくれる。

著者紹介

湊 かなえ (ミナト カナエ)  
1973年広島県生まれ。2007年「聖職者」で第二九回小説推理新人賞を受賞。同作を収録したデビュー作『告白』はベストセラーとなり、09年本屋大賞を受賞。12年「望郷、海の星」で第六五回日本推理作家協会賞(短編部門)、16年『ユートピア』で第二九回山本周五郎賞受賞。18年『贖罪』がエドガー賞(ベスト・ペーパーバック・オリジナル部門)にノミネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)