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ポストコロナの文明史像 「生への選択」とトインビー

潮新書 041

出版社名 潮出版社
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-267-02313-2
4-267-02313-1
税込価格 1,100円
頁数・縦 282P 18cm

商品内容

要旨

未来とは今である―。21世紀の「希望の知」をつむぐ巨匠・トインビーの珠玉の現代論集を読み解く。

目次

はじめに “人間”それ自らに背くもの
プロローグ 『疫病と世界史』―著者マクニールとトインビーの対話
第1部 トインビーの文明史観
第2部 トインビーの文明批評
第3部 トインビーを語る
第4部 「トインビー追想」の調べ
エピローグ 「ポストコロナ」と新しい旅路―「オンライン授業」の窓辺から
おわりに 「トインビー三部作」を終えて

出版社・メーカーコメント

20 世紀を代表する碩学は今日の世界的危機をどう見るのだろうか。人類は自ら「母なる地球と人間」を救い得るのだろうか。いま「21世紀の黙示録」として、その命運が問われている。トインビー研究の第一人者である著者が見つめる、「ポストコロナ」の新しい知の旅路!アーノルド・J・トインビー(1889 年〜 1975 年)とは歴史学者・文明批評家。イギリス・ロンドン生まれ。オックスフォード大学を卒業。ロンドン大学教授、王立国際問題研究所・研究部長などを歴任。西欧中心ではない独自の歴史観により文明の興亡を体系化し、“20 世紀最大の歴史家” と称される。主著に『歴史の研究』『試練に立つ文明』など。

著者紹介

吉澤 五郎 (ヨシザワ ゴロウ)  
1937年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科(西洋史学)特別研究課程修了。聖心女子大学キリスト教文化研究所室長、放送大学客員教授、麗澤大学客員教授等を経て、現在、比較文明学会名誉理事、聖心女子大学教養講座講師、京都創生百人委員会委員。元、比較文明学会会長、総合人間学会理事、トインビー・地球市民の会代表(特別顧問)。専攻は比較文明学、西洋中世文化史、巡礼文明論。「20世紀最大の歴史家」A.トインビー研究の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)