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倭国の古代学

出版社名 新泉社
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-7877-2115-0
4-7877-2115-1
税込価格 2,970円
頁数・縦 331P 21cm

商品内容

要旨

動乱のつづいた東アジアの情勢のなかで、倭国には各地に王が割拠し、それぞれ独自の外交をおこなっていた。5世紀は、「ヤマト」と「カワチ」に政治拠点と墳墓を構えた倭の五王の時代である。激動の時代を経て、倭国大王が中央と地方の関係を築くまでの過程を描く。

目次

序章 倭国・倭国王と日本・天皇
第1章 三世紀から四世紀の倭―七支刀と「ふる」の王
第2章 倭と百済の外交のはじまり
第3章 倭と金官国
第4章 四一三年の倭の遣使
第5章 「かづらぎ」の王と加羅国
第6章 倭とキビ王権―倭国王と対峙した一大勢力
第7章 倭の五王の政治拠点と墳墓―「カワチ」と「ヤマト」
第8章 ワカタケル大王と「キ」の王
第9章 オオド王(継体大王)と武寧王
結章 倭国の統一―倭国は古代国家か

出版社・メーカーコメント

動乱のつづいた東アジアの情勢のなかで、倭国には各地に王が割拠し、それぞれ独自の外交をおこなっていた。5世紀は、「ヤマト」と「カワチ」に政治拠点と墳墓を構えた倭の五王の時代である。激動の時代を経て、倭国大王が中央と地方の関係を築くまでの過程を描く。

著者紹介

坂 靖 (バン ヤスシ)  
1961年生まれ。同志社大学大学院文学研究科修了、博士(文化史学)。奈良県立橿原考古学研究所企画学芸部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)