• 本

身体の大衆文化 描く・着る・歌う

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-04-400566-5
4-04-400566-4
税込価格 2,750円
頁数・縦 346P 19cm

商品内容

要旨

人々はいかに表現し、身体の可能性を広げてきたのか。絵馬、浮世絵、漫画、歌謡曲…男女がともに愉しんだ春画、差別を乗り越えようと生まれた車椅子、レコードによって全国に普及した盆踊り。出版やインターネットなどのメディアと、身体との意外な関係に迫る!

目次

序 身体とメディアをめぐる大衆文化論
第1部 身体を表現する(近代の絵入り本―“本の絵”と“版の表現”の視点から
春画をめぐる身体性―楽しむ、隠す、憩う
「こわいもの見たさ」の近世文化史
妖怪はどこで感じられてきたか―水木「妖怪」の原風景)
第2部 身体を読み替える(服と生きる、ファッションと暮らす
コスプレの活動とイメージを再現する快楽)
第3部 身体に回帰する(願いを絵に託す―近現代の小絵馬
車椅子の誕生
音盤と身体―近代日本の音楽と歌舞音曲
クイアな身体の可能性―オタク・メディア・漫画表現)

出版社・メーカーコメント

人々はいかに表現し、 身体の可能性を広げてきたのか。大衆はいかに身体を用いて表現し、あるいは変容させてきたのか。春画や妖怪、コスプレ、盆踊りなどから、出版やインターネットなどのメディアと、身体との意外な関係に迫る。大衆文化研究プロジェクトの第3弾!

著者紹介

安井 眞奈美 (ヤスイ マナミ)  
1967年生まれ。国際日本文化研究センター教授。専門は民俗学、文化人類学
アルバロ・ダビド,エルナンデス・エルナンデス (アルバロダビド,エルナンデスエルナンデス)   ´Alvaro David,Hern´andez Hern´andez
1983年生まれ。国際日本文化研究センタープロジェクト研究員。専門は文化社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)