• 本

マスードの戦い アフガニスタン伝説の司令官

増補新版

河出文庫 な8−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-309-41853-7
4-309-41853-8
税込価格 1,056円
頁数・縦 307P 15cm
シリーズ名 マスードの戦い

商品内容

要旨

タリバンに抗し、米国同時多発テロの二日前に暗殺されたアフガン民衆の伝説の指導者―彼はなぜ歴史を背負わねばならなかったのか?諸外国の干渉と民族対立でテロの温床となった祖国に、自由と平和を取り戻すため戦った英雄の姿、その人間的魅力を、ゲリラ戦の根拠地で生活を共にした写真家が活写した渾身のルポ。息子マスード二世が父の遺志をつぎ立ち上がった最新の状況を加筆。

目次

マスードよ、安らかに眠れ!
1 アフガニスタンへ
2 パンシール
3 マスードの戦い
4 ヒンズークシを越えて
5 統一戦線へ
6 戦士群像
マスードの見た夢
その後のアフガニスタンとアフマドの戦い(二〇〇二年〜二〇二一年)

出版社・メーカーコメント

もし彼が生きていたなら「アフガニスタンの今」はまったく違ったものになっていただろう――タリバン抵抗運動の伝説の指導者として民衆に愛された一人の戦士を通して描く、アフガンの真実の姿。

著者紹介

長倉 洋海 (ナガクラ ヒロミ)  
1952年、北海道釧路市生まれ。同志社大学在学中、アフガニスタン遊牧民と接触。通信社を経て、フリーランスのフォト・ジャーナリストに。ソ連軍侵攻下のアフガニスタンで、祖国の自由と独立を求めて戦いを続けるアフマド・シャー・マスードと出会い、以後十七年にわたって撮影、親交を深める。ほかにもエルサルバドルやコソボの紛争地の人々、シルクロードの長期取材も行った。著作に『マスード 愛しの大地アフガン』(土門拳賞)等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)