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明治日本はアメリカから何を学んだのか 米国留学生と『坂の上の雲』の時代

文春新書 1334

出版社名 文藝春秋
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-16-661334-2
4-16-661334-0
税込価格 968円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

要旨

日露戦争に勝ち、太平洋戦争に敗れた理由とは―。

目次

第1章 幕末留学生が目指したアメリカ(新島襄の密航
薩摩藩密航留学生―吉原重俊
高橋是清の渡米)
第2章 「ロー・スクール」黄金時代(明治初期留学生の「ロー・スクール」熱
吉原重俊とイエール大学
小村寿太郎と金子堅太郎
千数大学創立者たち
薩摩藩のエリートたち)
第3章 科学技術、人文科学、軍事学(団琢磨とMIT
朝河貫一とダートマス大学、イエール大学
秋山真之のアメリカ留学)
第4章 「神の国」を求めて(同志社からイエールへ―小崎弘道、横井時雄、原田助
内村鑑三の見たアメリカ
太平洋の架け橋へ―新渡戸稲造のアメリカ留学)
第5章 「集大成」としての日露戦争(日露戦争と広報外交
ポ―ツマス講和会議とイエール提案)
第6章 悪化する日米関係に抗して(ハーバード大学「日本文明講座」設置
イエール大学会の基金設立
団琢磨の民間外交
金子堅太郎の嫌米化
学生の変化、時代の変化
松岡洋右のアメリカ留学と外交―清沢洌との対比から)

著者紹介

小川原 正道 (オガワラ マサミチ)  
慶應義塾大学法学部教授。1976年、長野県生まれ。2003年、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。博士(法学)。慶應義塾大学准教授などを経て、2013年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)