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フルトヴェングラーかカラヤンか

中公文庫 テ7−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-12-207145-2
4-12-207145-3
税込価格 1,100円
頁数・縦 240P 16cm

商品内容

要旨

フルトヴェングラー、カラヤンという二十世紀を代表する指揮者について、ベルリン・フィル首席ティンパニ奏者として身近に接した著者が、その芸術と人間を論じる。自身の体験にもとづく証言は、指揮者とオーケストラの関係についての洞察と示唆に富む。語られるエピソードも多く、鋭い人間観察の書でもある。

目次

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
ヘルベルト・フォン・カラヤン
フルトヴェングラーとカラヤン
ベルリン・フィルハルモニー・オーケストラ
支配人たち
音楽学生たち
危機へ至る道
大危機
その後
ヘルベルト・フォン・カラヤン財団の国際指揮者コンクール
ベルリン・フィルのオーケストラ・アカデミー
即興演奏
私のカラヤン作品

出版社・メーカーコメント

フルトヴェングラー、カラヤンという二人の指揮者について、いわば上司・部下の関係であった著者が、自身の体験にもとづき、その本質に迫った貴重な証言。

著者紹介

テーリヒェン,ヴェルナー (テーリヒェン,ヴェルナー)   Th¨arichen,Werner
1921年ドイツ、ノイアルデンベルク生まれ。ティンパニ奏者、作曲家。ベルリンの音楽アカデミーで作曲と指揮を学ぶ。ハンブルク国立歌劇場とベルリン国立歌劇場のオーケストラで、ティンパニと打楽器奏者となる。48年から84年まで、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に在籍、フルトヴェングラーとカラヤンのもとで、首席ティンパニ奏者、楽団幹事を務めた。作曲家としては、七〇以上の作品を残し、その初演は、チェリビダッケ、ヨッフム、カラヤンらに指揮された。ベルリン芸術大学の指揮科教授、東京藝術大学名誉教授。2008年ベルリンで死去
高辻 知義 (タカツジ トモヨシ)  
1937年東京生まれ。59年東京大学文学部独文科卒業。東京大学名誉教授。専攻はドイツ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)