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性差(ジェンダー)事変 平成のポップ・カルチャーとフェミニズム

出版社名 青土社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-7917-7421-0
4-7917-7421-3
税込価格 2,860円
頁数・縦 468P 19cm

商品内容

要旨

ファンタジー・SF・ジェンダー…。まばゆい都会・深い森にも仕掛けられた、ジェンダー差別という抑圧の遍在。その壁を打ち破るかのように豊かに描かれた近未来の「シンデレラ・ストーリー」は、何を物語っているのか―ファンタジーやSF、アニメなど多彩な表現に、混沌とした近未来の“希望”の形と問題系を検証する。フェミニズム文化論の最新成果。

目次

1 「少女」の行方(キャロル狩り―鏡を通ってアリスがそこに見たものは
魔法使いは誰だ!?―宮崎駿とダイアナ・ウィン・ジョーンズ ほか)
2 クィア・リーディングとポリセクシュアル(腐女子同士の絆―C文学とやおい的な欲望、竹宮恵子『風と木の詩』を中心に
詩人の魂を秘めた幻視者―アーシュラ・K.ル=グウィン小伝付年表 ほか)
3 テクノロジーと世界の変貌(彼女のロボット―AIは性差の問題にどう切り込んだのか?
出産と発明―マッドサイエンティストのジェンダー論 ほか)
4 メタアイドルの時代(シャンブロウ、ヘア解禁―SFと女性性
ハルとミク―初音ミクあるいは、音楽するAIたち ほか)
5 ディストピアの現在形(もうひとつの、No Man’s Land―貴志祐介『新世界より』を読む
脳内彼女の実況中継―笙野頼子の反テクスチュアル・ハラスメント闘争 ほか)

著者紹介

小谷 真理 (コタニ マリ)  
フェミニズム的観点に基づくSF・ファンタジー評論の第一人者。1992年D・ハラウェイ他『サイボーグ・フェミニズム』(共訳)で第2回日本翻訳大賞思想部門受賞。『女性状無意識―女性SF論序説』で日本SF大賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)