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ニッポンの音楽批評150年◆100冊

出版社名 立東舎
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-8456-3677-8
4-8456-3677-8
税込価格 2,750円
頁数・縦 447P 19cm

商品内容

要旨

ペリー来航から軍楽隊、クラシック、「リンゴの唄」、戦後ジャズ、各種音楽雑誌、ビートルズ来日、ニューミュージック、歌詞論、プレイリスト、サブスク、そして未来まで―日本人は、どうやって音楽を語ってきたのか。その歴史を、名著100冊を抱えてひたすら読み解く!音楽にまつわる150年分のブックガイドも掲載!

目次

第1章 1876年〜1905年 「音楽」は国家事業なり―幕末と明治の音楽批評(ペリーとともに洋楽がやってくる
ミンストレル・ショウとの出会い ほか)
第2章 1906年〜1935年 内面化と大衆化―「クラシック」の受容と日本的ポップスの変容(日比谷の音楽堂
邦楽とドレミの和洋折衷 ほか)
第3章 1936年〜1965年 変わったこと、続いたもの―戦前・戦中・戦後の音楽批評(二・二六と音楽雑誌
『名曲決定盤』 ほか)
第4章 1966年〜1995年 批評する主体の確立から解体へ―サブカルチャーとしての音楽と批評(ビートルズ来日の衝撃
ロックンロールとプレスリーの登場 ほか)
第5章 1996年〜2025年 対談 アーカイヴィングと「再歴史化」への欲望(1996年〜2006年。音楽産業のピーク
90年代の音楽雑誌 ほか)
付録 音楽雑誌リスト

著者紹介

栗原 裕一郎 (クリハラ ユウイチロウ)  
1965年生まれ。評論家。文芸、音楽、経済学などのジャンルで執筆活動を展開。主な著書に『“盗作”の文学史』(第62回日本推理作家協会賞受賞)などがある
大谷 能生 (オオタニ ヨシオ)  
1972年生まれ。批評家、音楽家(サックス、エレクトロニクス)として先鋭的な活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)