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ウイルスと共生する世界 新型コロナアウトブレイクに隠された生命の事実

出版社名 日本実業出版社
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-534-05887-4
4-534-05887-X
税込価格 2,420円
頁数・縦 313,13P 19cm

商品内容

要旨

なぜ、エマージングウイルスが出現するのか?そして、なぜ、こんなにも恐ろしく攻撃的なふるまいをするのか?そもそもなぜ、ウイルスは存在するのか?生命科学の大きな謎に、進化生物学者が迫る。

目次

ウイルスとは何か?
咳とくしゃみが感染を広げる―ライノウイルスによる風邪
細菌を食べるウイルス―バクテリオファージ
子どもを標的にするウイルス―麻疹、ムンブス、風疹
細菌vsウイルス―大腸菌とノロウイルス
思いがけず起こる麻痺―麻痺型ポリオウイルス
致死的なウイルス―ペストと天然痘
全米を襲った疫病―ハンタウイルス感染症
潜伏するウイルス―ヘルペスウイルス感染症
パンデミックの脅威―インフルエンザとCOVID‐19
手段を選ばないマキアベリ的ウイルスからの教訓―狂犬病
人畜共通感染症―エボラ出血熱とCOVID‐19
気まぐれなウイルス―ジカ熱
肝臓を壊すウイルス―肝炎
ありのままの肖像画(warts and all)―パピローマウイルスによる子宮頸がん
リリパット(小人国)の巨人―ミミウイルス
ウイルスは生きている?
恐ろしいウイルスと好ましいウイルス―寄生バチと根粒菌
ウイルスと海洋生態系
ウイルス圏―Virosphere
胎盤哺乳類の起源―レトロウイルス
生命の起源
第4のドメイン

著者紹介

ライアン,フランク (ライアン,フランク)   Ryan,Frank
進化生物学者、医師。シェフィールド大学で医学を修める。同大動植物学科名誉研究員。英国王立医師会、同医学協会、ロンドン・リンネ協会の会員。著書に、ニューヨーク・タイムズのノンフィクション・ブック・オブ・ザ・イヤーに選ばれた“Tuberculosis:The Greatest Story Never Told”などがある
福岡 伸一 (フクオカ シンイチ)  
生物学者。京都大学卒。青山学院大学教授。米国ロックフェラー大学客員研究者
多田 典子 (タダ ノリコ)  
ライフサイエンス分野の翻訳者。大阪府立大阪女子大学学芸学部(現大阪府立大学理学類生物科学課程)卒業後、医学研究に従事。その後、京都大学大学院医学研究科社会健康医学系で学び、Master of Public Health(MPH)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)