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エビデンスの社会学 証言の消滅と真理の現在

出版社名 青土社
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-7917-7432-6
4-7917-7432-9
税込価格 3,520円
頁数・縦 357,36P 20cm

商品内容

要旨

近代科学の歴史の中で精度を高め、確かさを増しながらも、絶えず捏造や誤謬に晒されてきた「科学的証拠」。法廷の証言、心霊研究から精密測定や定量化の成立、そして確率・統計に基づく「エビデンス」の出現に至るまで。気鋭の社会学者が、科学と非科学のあいだを揺れる「証拠」の概念史を通じて、近代という時代の輪郭を描きなおす。

目次

「言語論的転回」以後
第1部 理論篇(社会構成主義とその射程
システムとしての科学
真理のゲーム
真理の科学化)
第2部 歴史篇(証言と命題のあいだ
実験報告の書法
測定の考古学)
「エビデンス」の時代

著者紹介

松村 一志 (マツムラ カズシ)  
1988年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻相関社会科学コース博士課程修了。博士(学術)。現在、成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科専任講師。専門は社会学・科学論。『エビデンスの社会学―証言の消滅と真理の現在』が初の著書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)