• 本

妖花燦爛

創元推理文庫 Fあ2−3 赤江瀑アラベスク 3

出版社名 東京創元社
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-488-50506-6
4-488-50506-6
税込価格 1,540円
頁数・縦 604P 15cm

商品内容

要旨

芸術への狂おしい執念、実ることのない凄絶な恋慕―怨霊の面で官能の美を舞った異端の能楽師の姿に魅入られた若き能面師とその姉の運命を描く傑作中編「阿修羅花伝」。死ぬのならここで死にたいと思わせるような満開の桜。平家の落人たちの集落に広がる絶景の謎「平家の桜」ほか、文庫初収録作多数の十六編とエッセイ五編で贈る“赤江瀑アラベスク”最終巻。全三巻堂々完結。

出版社・メーカーコメント

「あの醜悪な凄まじい面で、どうしてあんな美の世界が出てくるのか……なんで、一生でも抱きしめていたいと思うような女が描けるのか……」怨霊橋姫の鬼面で凄絶な『鶴』を舞って喝采を浴びた異端の能楽師・立花春睦。彼の舞姿に魅入られた若き能面師とその姉を巻き込んだ芸術への妄執と愛憎の果てを描く傑作中編「阿修羅花伝」ほか、文庫未収録作多数で贈る〈赤江瀑アラベスク〉全三巻堂々完結。

著者紹介

赤江 瀑 (アカエ バク)  
1933年山口県生まれ。日本大学藝術学部演劇科中退。在学中は詩の同人誌「詩世紀」に参加。中退後は放送作家として活躍していたが、70年「ニジンスキーの手」で第15回小説現代新人賞を受賞し、作家デビューを果たす。以降精力的に短編、長編を発表し、73年「罪喰い」が第69回直木賞候補となる。74年『オイディプスの刃』で第1回角川小説賞を受賞。84年『海峡―この水の無明の眞秀ろば』『八雲が殺した』の両作品が第12回泉鏡花文学賞を受賞。2012年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)