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田辺聖子十八歳の日の記録

出版社名 文藝春秋
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-16-391474-9
4-16-391474-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 269P 22cm

商品内容

要旨

我が家の焼失、敗戦、早すぎる父の他界…。すべてを失った彼女はそれでも、小説家への夢だけは諦めなかった。2019年に惜しまれつつこの世を去った国民的作家・田辺聖子。没後2年の今年、1945年から47年までの青春期を綴った日記が発見された。記されていたのは、「大空襲」「敗戦」「父の死」「作家への夢」…。戦時下、終戦後のままならない日々を、作家志望の18歳はいかに書き過ごしたのか。月刊「文藝春秋」に掲載されるや、たちまち新聞・テレビ等で大反響となった、田辺文学の源泉にして、一級の時代の証言。雑誌未掲載原稿、中短篇4作を収録したほか、梯久美子氏の解説をはじめ、注釈、年譜なども加えた完全版、ついに刊行。

目次

日記(学徒動員
大阪大空襲
終戦
父の死
文学への夢)
特別収録未発表中・短編(蒙古高原の少女
公子クユクの死
或る男の生涯
無題)

出版社・メーカーコメント

月刊「文藝春秋」に掲載されるや、たちまち新聞・テレビ等で話題となった、奇跡の日記文学。完全版、ついに刊行。