覇権の流れがわかる!海洋の地政学
PHP文庫 み62−2
出版社名 | PHP研究所 |
---|---|
出版年月 | 2021年12月 |
ISBNコード |
978-4-569-90179-4
(4-569-90179-4) |
税込価格 | 1,034円 |
頁数・縦 | 382P 15cm |
商品内容
要旨 |
世界史とニュースの見方が変わる!フェニキア海洋帝国の覇権から台湾・尖閣諸島の問題まで。 |
---|---|
目次 |
第1章 地政学で世界と世界史が読み直せる―現代世界は海上の航路と「拠点」を結び付ける組織から成長した |
出版社・メーカーコメント
中国の南シナ海や東シナ海への海洋進出を、多くの国が懸念し、批判しているが、なぜ中国は各国に批判されながらも、そこまで海洋進出にこだわり続けるのだろうか。そうした動きも、海洋の地政学で分析してみると、実はかなりクリアに問題を整理することができる。本書は、海洋の地政学を踏まえて、フェニキア海洋帝国、ポルトガル海洋帝国、イギリス帝国、アメリカ帝国の4つの海洋帝国を中心に、世界史を読み解くものである。「カルタゴの地中海ネットワーク」「冒険商人が主人公のインド洋」「オランダの台湾支配と戦った密貿易商人団」「百年間で形成されたイギリスの海洋帝国」「シー・パワーへと転換するアメリカ」「南シナ海・台湾・尖閣諸島での紛争」……、古代から現代までを概観。海洋の地政学で見ると、覇権の流れがよくわかり、世界史とニュースがこれまでとは違ったものに見えてくる。文庫書き下ろし。