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新興国から見るアフターコロナの時代 米中対立の間に広がる世界

U.P.plus

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-13-033302-3
4-13-033302-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 189P 21cm

商品内容

要旨

ロシア、インド、トルコ、ブラジル、南アフリカ、中東、中央アジア…。コロナ禍の中で、地域大国はどのようになっているのか、そして、米中対立が激化するなか、世界は今後どのように動くのか?最新の知見のもとに分析する。

目次

1 地域大国の立場(コロナ危機後のロシアと世界―「長い二〇一〇年代」か、新しい世界か
継続する安全保障化と地域秩序中心のアプローチ―コロナ危機下の二〇二〇年におけるトルコの内政と外交
インド―コロナの苦境を機会に変えることができるか ほか)
2 小国の立ち回り(中国=モンゴル関係のメタファーとしてのコロナ
アフター・コロナの中国の新疆政策
「小国」は主体か、客体か?―米中対立下の香港 ほか)
3 地域のまとまりと分裂(アフターコロナの中東秩序
中央アジアの新型コロナ問題と国際関係―減速する世界?
キューバ白衣外交の文脈―トランプとコロナ)

著者紹介

川島 真 (カワシマ シン)  
東京大学大学院総合文化研究科教授。専門はアジア政治外交史
池内 恵 (イケウチ サトシ)  
東京大学先端科学技術研究センター教授。専門はイスラーム政治思想史・中東研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)