中国における正史の形成と儒教
早稲田選書
| 出版社名 | 早稲田大学出版部 |
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| 出版年月 | 2021年12月 |
| ISBNコード |
978-4-657-21018-0
(4-657-21018-1) |
| 税込価格 | 1,980円 |
| 頁数・縦 | 266P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
「早稲田大学創立者・大隈重信没後100周年」特別企画第4弾。中国の「正史」と「儒教」の抜き差しならない関係―。漫画『キングダム』解説、『三国志』研究で知られる著者が、推理小説のようにひもとき、大河小説のように活写する。ワタナベ史学の到達点がここにある!! |
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| 目次 |
第1章 『史記』と『漢書』―『春秋』と『尚書』の継承 |



出版社・メーカーコメント
中国の正統な歴史書である「正史」は、いつ、どのようにして、「儒教」のくびきを脱したのか。司馬遷の『史記』はそもそも思想を語る書だった。しかし、やがて、史書として認識される。「三国志」研究の第一人者である著者は、「正史」と「儒教」の抜き差しならない関係を、時には推理小説のようにひもとき、またある時は大河小説のように活写していく。事実を記すだけでは収まらない中国史学が、国家の正統性や勧善懲悪の考えを取り込みながら、独自性と独創性を秘めることを大胆に考察する本書。西欧の近代歴史学とは異なる歴史学の位相、「ワタナベ 史学」の到達点がここにある!!