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忍びの者その正体 忍者の民俗を追って

出版社名 河出書房新社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-309-22838-9
4-309-22838-0
税込価格 2,112円
頁数・縦 173P 20cm

商品内容

要旨

猿飼村の伝承などから。忍者は本当にいたのか―忍具・忍術を華々しく駆使して戦闘を繰り広げる、といった虚像を排し、「嗅ぎ」「草調儀」「方形土塁」…といった観点から、文献に加え言い伝えを丹念に取材し、忍びの実態を明らかにする、画期的な「草の民俗学」書き下ろし。図版多数。

目次

第1章 北条氏配下の忍び軍団「風間一党」のこと(「風魔小太郎」伝説の誕生
『関八州古戦録』が描く風間一党 ほか)
第2章 一条兼定へ放たれた忍び植田次兵衛のこと(前関白の土佐下向
公家大名から戦国大名へ ほか)
第3章 伊賀・甲賀の忍びとは、どんな集団だったか(忍びの代名詞「伊賀者」と「甲賀者」
「武装屋敷」跡が、いまもあちこちに残る ほか)
第4章 伊達氏の「黒脛巾組」と会津・摺上原の合戦(『伊達秘鑑』から
仙道・人取橋の合戦 ほか)

出版社・メーカーコメント

忍者の実態のリアリズム。実像を追う。北条配下の風魔一党、猿引・植田次兵衞、伊賀・甲賀の単郭方形城郭から、伊達氏の黒脛巾組と会津・摺上原の合戦。コラム、図版多数の実証研究。

著者紹介

筒井 功 (ツツイ イサオ)  
1944年、高知市生まれ。民俗研究者。元・共同通信社記者。第20回旅の文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)