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近代の終わり 秩序なき世界の現実

PHP新書 1290 世界の知性シリーズ

出版社名 PHP研究所
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-569-85115-0
4-569-85115-0
税込価格 1,023円
頁数・縦 205P 18cm

商品内容

要旨

新型コロナウイルス感染症は、世界にさまざまな歪みをもたらしている。各国政府による大規模な財政出動は、富める者と貧しい者の格差を再拡大させ、医療の専門家による感染対策の提言は、経済、社会活動への配慮が不十分だと受け止められ、人びとの不満を強める結果となった。先のみえない不安のなかで、偏見、ステレオタイプによる暴力的行為が蔓延し、荒唐無稽な陰謀論が拡散されている。グローバリゼーションや資本主義、自由政治といった近代を特徴づけてきた制度は、はたして今後も続くのか。8人の碩学に問う、人類を取り巻く残酷な未来と現代への警鐘。

目次

プロローグ―人類の未来は明るいか
1 アジア人への暴力と憎悪の民主化(ブライアン・レヴィン)
2 「ファンタジーランド」と化すアメリカ(カート・アンダーセン)
3 北朝鮮の核攻撃に弱い国はどこか(ジョージ・フリードマン)
4 自由主義的覇権は幻想だった(イワン・クラステフ)
5 パンデミックが加速させた米欧の分断(アダム・トゥーズ)
6 外国貿易反対派の抗議の歴史(ヴァレリー・ハンセン)
7 健常者優位主義を乗り越えられるか(ジョージ・エストライク)
8 地球の大都市が化石になる日(デイビッド・ファリアー)
エピローグ―パンデミックがもたらした壮大な実験

出版社・メーカーコメント

ファンタジーランド、ヘイトクライム、AI兵器…世界の識者が、コロナ禍以降、新たな人類の脅威となるテーマについて警鐘を鳴らす。

著者紹介

大野 和基 (オオノ カズモト)  
1955年、兵庫県生まれ。大阪府立北野高校、東京外国語大学英米学科卒業。79〜97年渡米。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。その後、現地でジャーナリストとしての活動を開始、国際情勢の裏側、医療問題から経済まで幅広い分野の取材・執筆を行なう。97年に帰国後も取材のため、頻繁に渡航。アメリカの最新事情に精通している。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)