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検証コロナと五輪 変われぬ日本の失敗連鎖

河出新書 041

出版社名 河出書房新社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-309-63143-1
4-309-63143-6
税込価格 968円
頁数・縦 252P 18cm

商品内容

要旨

コロナ禍による延期の末に開催された東京五輪。いったい何が起こってきたか。迷走する「復興五輪」、新国立競技場問題、エンブレム騒動、首相交代、繰り返された辞任劇、無観客開催…メディアはいかに報じ、世論はいかに動き、海外からはどう見えたのか?成長神話に呪縛され続ける日本社会の縮図、緊急事態宣言下でも止まらなかった「お祭り」を徹底検証。

目次

序章 問いとしての「コロナと五輪」
第1章 五輪神話と日本人
第2章 落剥する五輪神話
第3章 コロナ来襲―「呪われた五輪」の迷走
第4章 止まらぬ五輪を前に―世論「分断」とマスメディア報道
第5章 海外はどう見たか―パンデミックのなかの東京五輪
終章 二〇二一年夏、何が破綻したのか?

出版社・メーカーコメント

1年延期の末に開催された東京五輪をめぐっていったい何が起こっていたのか。社会的・政治的動向と国内外のさまざまなメディア上の言説を分析・検証し、ポスト五輪の東京を展望する。

著者紹介

吉見 俊哉 (ヨシミ シュンヤ)  
1957年、東京都生まれ。東京大学大学院情報学環教授。専攻は社会学・文化研究・メディア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)