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新しい国境新しい地政学

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-492-44464-1
4-492-44464-5
税込価格 2,860円
頁数・縦 373,9P 20cm

商品内容

要旨

イーロン・マスクが「月の大統領」就任を宣言したらどうなるのか。「気候変動」による海や河川の変化は「境界線」を移動させるのか。「スマートボーダー」は収益性の高い国境ビジネスを生み出すのか。「新型コロナ」は「資源の争奪戦」を加速させるのか。従来型からウイルス、気候変動、宇宙、サイバー空間、南極まで、今後数十年で激化する「国境紛争」4つの類型。「人新世」が揺さぶる「国境」の概念、地政学研究の第一人者が迫る。

目次

序章 「人新世」で激化する国境紛争
第1章 国境の問題
第2章 動く国境
第3章 水の国境
第4章 消えゆく国境
第5章 ノーマンズランド
第6章 承認されざる国境
第7章 スマートボーダー
第8章 宇宙空間
第9章 ウイルスの国境
終章 迫り来る「国境紛争」の4つの類型

出版社・メーカーコメント

ナショナリズム再燃。米中対立激化。気候変動、宇宙、サイバー空間、感染症をめぐる衝突。人新世で激化する国境紛争のゆくえを探る

著者紹介

ドッズ,クラウス (ドッズ,クラウス)   Dodds,Klaus
ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校教授。地政学研究に関する英国の第一人者の一人。グローバルな地政学と環境安全保障の専門家。フィリップ・レバーホルム賞の受賞者でもある
町田 敦夫 (マチダ アツオ)  
翻訳家。雑誌記事の翻訳も手がけるほか、映像メディアの翻訳も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)