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圓朝

中公文庫 お82−5

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-12-207147-6
4-12-207147-X
税込価格 880円
頁数・縦 361P 16cm

商品内容

要旨

裏切り、怨念、なんのその!「怪談牡丹灯籠」を生んだ近代落語の祖・三遊亭圓朝。精魂こめて仕込んだネタを師匠に奪われ、愛弟子に裏切られ、息子はスリで逮捕…壮絶な芸道を駆け抜け怪物となった圓朝は、「真景累ヶ淵」「死神」と数多の名作を生み出していく。不屈の魂に燃えた“大圓朝”の知られざる迫力の一代記。

出版社・メーカーコメント

「怪談牡丹灯籠」を生んだ近代落語の祖・三遊亭圓朝。師匠や愛弟子に裏切られ、波乱万丈な芸道を這いつくばりながら、独自の怪談噺や人情噺を生み出した伝説的落語家の素顔とは――新田次郎賞・本屋が選ぶ時代小説大賞W受賞の奥山景布子による傑作長篇。

著者紹介

奥山 景布子 (オクヤマ キョウコ)  
1966年愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。高校教諭、大学専任講師などを経て創作を始める。2007年に「平家蟹異聞」で第八七回オール讀物新人賞を受賞。09年、受賞作を含む『源平六花撰』で単行本デビュー。18年、『葵の残葉』で第三七回新田次郎文学賞、第八回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)