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神奈川から考える世界史 歩いて、見て、感じる歴史

出版社名 えにし書房
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-86722-105-1
4-86722-105-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 222P 26cm

商品内容

要旨

新視点からの歴史散歩読本。2022年から始まる高等学校学習指導要領の地歴科の新しい歴史科目の根底を流れるコンセプト「地域から考える世界史」を念頭に20人以上の高校・大学の教員チームが、生徒・学生に向けて、足元の地域から歴史を身近に感じるために編んだ副読本。執筆者たちが問題意識をもって地域を歩き、収集した史実には「地域から考える世界史」の根幹となる日本史と世界史をつなげることの面白さが満載。

目次

第1章 近世の神奈川と世界史(幕末・維新)(元と神奈川―元寇前後の東アジアと鎌倉幕府
リチャード・ヘンリー・ブライトン―横浜を造ったお雇い外国人)
第2章 近代の神奈川と世界史(明治〜太平洋戦争)(横浜港のエルトゥールル号とコレラ・パンデミック
横浜で「非常時」と「他者」について、歩いて考える)
第3章 戦中・戦後の苦難の神奈川と世界史(川崎の在日朝鮮人―桜本を歩きながら戦中戦後を考える
かつて焼け野原だった横浜を歩く―戦争を二度と繰り返さないために ほか)
第4章 現代の神奈川と世界史
第5章 神奈川の中にある世界、神奈川から見える世界(無言のお墓から世界史を読む―横浜にある4つの外国人墓地)
特集 ケイ素のリトル・ビッグヒストリー―地球史と人類史、そして神奈川の歴史

著者紹介

藤村 泰夫 (フジムラ ヤスオ)  
1960年生まれ。山口県立西京高等学校教諭。「地域から考える世界史」の視点で新しい歴史教育の構築を考えている
藤田 賀久 (フジタ ノリヒサ)  
1973年神戸市生まれ。The George Washington University修士、上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科国際関係論専攻博士後期課程満期退学。貿易商社、東京財団、国会議員政策秘書、上智大学非常勤講師等を経て、現在は多摩大学・文教大学非常勤講師、慶煕大学校客員研究員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)