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呪いの都平安京 呪詛・呪術・陰陽師

読みなおす日本史

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-642-07170-3
4-642-07170-9
税込価格 2,420円
頁数・縦 233P 19cm

商品内容

要旨

貴族の陰湿な望みをかなえるために暗躍する法師陰陽師。呪詛と呪術に生きた彼らとはどのような人々だったのか。呪いあう貴族の怨念を読み解き、平安京の裏の姿を明らかにする。新たに「呪禁師」に関する補論を収載。

目次

序章 呪詛を語るもの
第1章 呪詛と陰陽師(御堂関白藤原道長と呪詛
政争の中の呪詛
病気・もののけ・呪詛)
第2章 平安貴族の呪術世界(苦しむ悪霊
呪文を唱える平安貴族
王朝物語の中の“見えない暴力”)
終章 蘆屋道満の実像

出版社・メーカーコメント

貴族たちが抱く陰湿な望みをかなえるために、都に暗躍する法師陰陽師。呪いとまじないに生きた彼らは、どのような人々だったのか。華やかな王朝時代の周縁を暗く彩る、呪いあう平安貴族たち。そのねたみ、おそれ、あこがれを歴史の闇から読み解き、知られることのなかった平安京の裏の姿を明らかにする。新たに「呪禁師(じゅごんじ)」に関する補論を収載する。

著者紹介

繁田 信一 (シゲタ シンイチ)  
1968年東京都に生まれる。1997年東北大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。2003年神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士後期課程修了。現在、神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、同大学国際日本学部非常勤講師、博士(歴史民俗資料学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)