• 本

古典の効能

出版社名 雷鳥社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-8441-3782-5
4-8441-3782-4
税込価格 1,870円
頁数・縦 191P 20cm

商品内容

要旨

遙か昔の人たちも、恋や人間関係に悩んでいました。いったいどのように心を整え、乗り越えていたのでしょう。古典への難しそうな印象が変わる、柔軟で強い生き方を『万葉集』『枕草子』『古事記』から紹介します。好転/戦略/洒脱/遭遇/喪失、5つのテーマにもとづいて、20のエピソードを集めました。本を読むことによる問題の解決や癒しを目的とした「読書療法」を提唱する著者の古典エッセイ。

目次

好転(清少納言の視点―喜びを数え上げる
赤猪子の決意―誰も責めないまっすぐな心 ほか)
戦略(定子の真意―清少納言の実力を引き出した問いかけ
清少納言の機転―望まない戦いを挑まれたら ほか)
洒脱(石川郎女の受容―不満や悩みを打ち明けられたら
大神朝臣奥守の友情―怒りをぶつけずにすむ方法 ほか)
遭遇(但馬皇女の不測―思いがけない行動をとってしまったら
石之日売の投影―隠れた願望に気づく方法 ほか)
喪失(大伯皇女の傷心―自然の中に大切な人の姿を重ねる
防人の妻の郷愁―居場所がなくなってしまったら ほか)

著者紹介

寺田 真理子 (テラダ マリコ)  
日本読書療法学会会長。長崎県出身。幼少時より南米諸国に滞在。東京大学法学部卒業。多数の外資系企業での通訳を経て、現在は講演・執筆・翻訳活動。読書によってうつから回復した経験を体系化して日本読書療法学会を設立し、国際的に活動中。また、うつの体験を通して共感した認知症について、著書や訳書、全国各地での講演活動を通じてパーソンセンタードケアの普及に力を入れている。介護施設や病院の研修、介護・福祉関連団体主催セミナーの講演で多数の実績があり、日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラーとしての知識を生かした内容が高く評価されている。出版翻訳家として認知症ケアの分野を中心に英語の専門書を多数出版するほか、スペイン語では絵本と小説も手がけている。著書多数
林 望 (ハヤシ ノゾム)  
1949年東京生。作家・国文学者。慶應義塾大学文学部卒、同大学院博士課程満期退学(国文学専攻)。東横学園短大助教授、ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。『イギリスはおいしい』(平凡社・文春文庫)で91年日本エッセイスト・クラブ賞。『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(Pコーニツキと共著、ケンブリッジ大学出版)で、国際交流奨励賞。『謹訳源氏物語』全十巻(祥伝社)で2013年毎日出版文化賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)