• 本

中国のロジックと欧米思考

出版社名 青灯社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-86228-118-0
4-86228-118-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 269P 19cm

商品内容

要旨

中国はなぜ権威主義体制なのか?この先、どこへ行くつもりか?国内の言論抑圧、南・東シナ海への海洋進出、香港市民やウィグル・チベット民族弾圧。中国では、なぜ「民主主義の芽」が育たないのか。統治のヒエラルキーを支える儒教思想、独特の国家観を生む天下論。中国政治の思想と行動を、その伝統思考を掘り下げて明かす渾身の力作。

目次

序章 強大化する中国への五つの問い
第1章 民主と統治
第2章 政治文化から考える中国の権威主義
第3章 「国家」「民族」と「秩序」の見方
第4章 中体西用論とイニシアティビズム
第5章 国家戦略としての中国モデルの模索
第6章 伝統思想から見た中国の外交観
第7章 新たな「影響圏」建設の試み
終章 秩序と民主主義―専制主義の超克に向けて

著者紹介

天児 慧 (アマコ サトシ)  
早稲田大学名誉教授。1947年生まれ。早稲田大学卒業、一橋大学大学院博士課程修了。社会学博士。外務省専門調査員として北京日本大使館勤務、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授等を歴任。専門は、中国政治、東アジア国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)