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裏切られ信長 不器用すぎた天下人

河出文庫 か40−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-309-41868-1
4-309-41868-6
税込価格 891円
頁数・縦 214P 15cm

商品内容

要旨

織田信長は明智光秀に背かれて命を落とす。だがそこに至るまでも、信長は数々の裏切りに見舞われていた。浅井長政、武田信玄、上杉謙信、毛利輝元、松永久秀、荒木村重、そして明智光秀。各々のケースで“裏切られ”の真因を探ると「容赦なき酷烈な猛将」とは異なる信長像が見えてくる。新たに、最後まで裏切らなかった徳川家康についての考察も収載。

目次

第1章 浅井長政―妹婿の離叛
第2章 武田信玄―気づかなかった裏切り
第3章 上杉謙信―支援約束の果て
第4章 毛利輝元―境目紛争の末に
第5章 松永久秀と荒木村重―家臣の裏切り
第6章 明智光秀―裏切りの総決算
終章 信じすぎた報い
補論 徳川家康―信長を裏切らなかった武将

出版社・メーカーコメント

織田信長に仕えた家臣、同盟関係を結んだ大名たちは?信長の野望”を恐れ、離叛したわけではなかった。天下人の?裏切られ方”の様相を丁寧に見ると、誰も知らなかった人物像が浮上する!

著者紹介

金子 拓 (カネコ ヒラク)  
1967年、山形県生まれ。1990年、東北大学文学部国史学科卒、1997年、同大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(文学)。現在、東京大学史料編纂所准教授。専門は日本中世史、史科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)