• 本

捜査線上の夕映え

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-16-391484-8
4-16-391484-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 459P 20cm

商品内容

要旨

大阪の場末のマンションの一室で、男が鈍器で殴り殺された。金銭の貸し借りや異性関係のトラブルで、容疑者が浮上するも…。コロナ禍を生きる火村とアリスがある場所で直面した夕景は、佳き日の終わりか、明日への希望か。圧倒的にエモーショナルな本格ミステリ。

出版社・メーカーコメント

「臨床犯罪学者 火村英生シリーズ」誕生から30年! 最新長編は、圧倒的にエモーショナルな本格ミステリ。一見ありふれた殺人事件のはずだった。火村の登場で、この物語は「ファンタジー」となる。大阪の場末のマンションの一室で、男が鈍器で殴り殺された。金銭の貸し借りや異性関係のトラブルで、容疑者が浮上するも……。「俺が名探偵の役目を果たせるかどうか、今回は怪しい」火村を追い詰めた、不気味なジョーカーの存在とは――。コロナ禍を生きる火村と推理作家アリスが、ある場所で直面した夕景は、佳き日の終わりか、明日への希望か――。

著者紹介

有栖川 有栖 (アリスガワ アリス)  
1959年、大阪府生まれ。同志社大学法学部卒業。在学中は推理小説研究会に所属。89年『月光ゲーム』で作家デビュー。書店勤務を続けながら、執筆活動を行い、94年から専業となる。2003年『マレー鉄道の謎』で日本推理作家協会賞、08年に『女王国の城』で本格ミステリ大賞を受賞。18年に吉川英治文庫賞を受賞した「火村英生(作家アリス)シリーズ」は、絶大な人気を誇る。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)