• 本

敗者のゲーム

出版社名 日経BP日本経済新聞出版本部
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-532-35911-9
4-532-35911-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 293P 19cm

商品内容

要旨

機関投資家の拡大と高度人材の集中、インターネットの普及などにより、投資で勝ち続けることはますます難しくなった。私たちは「敗者のゲーム」に参加しているわけだ。では、「敗者のゲーム」を「勝者のゲーム」に変えるにはどうすればいいか?個人投資家が成功するための秘訣とは?インデックス・ファンド、債券、投資信託をどう選ぶ?資産運用の常識を変えた伝説のロングセラー。

目次

1 資産運用でまず押さえるべきこと(運用は「敗者のゲーム」になった
運用機関の本当の役割
厳粛なる現実 ほか)
2 運用を少し理論的に見てみよう(リスクと行動経済学
運用につきまとう矛盾
「時間」が教える投資の魅力 ほか)
3 人生設計と投資(私たちが投資する際の課題
投資信託、どう選ぶ?
手数料は高い! ほか)

出版社・メーカーコメント

◆全米100万部、世界中で読み継がれる「投資哲学のバイブル」1985年の初版以来、日本でも12万部を超え、「市場と投資の本質」を伝える投資哲学の名著として、世界中で読み継がれてきたベストセラーの最新版。変動するマーケットに一喜一憂する。じっくり考えて策定した投資計画を無視して、高値で買い安値で売ってしまう。投資家ならこうした経験をしたことがきっとあるはずだ。そうした状況でも冷静に大切な資産を守り抜くためにはどうすればいいか。本書はその現実的な対応を教えてくれる。本書の主張は、投資の成功は、値上がり株を見つけることでも、ベンチマーク以上の成績を上げることでもなく、「自ら取り得るリスクの限界の範囲内で、長期的な投資計画や資産配分方針を入念に策定し、市場の動向に左右されず、徹底的にその方針を守り抜く」こと。そのための具体的な方法として詳しく紹介するのが、「インデックス・ファンド」への投資だ。さらに、個人投資家が押さえるべき運用基本方針のポイント、投資信託の選び方、確定拠出年金のファンドなどについても広く解説し、プロ・アマ問わず投資に関わる全ての人に広く役に立つ内容になっている。◆改訂のポイント今回の改訂では新たに6章を加え、2020年の新型コロナウイルスの蔓延がもたらした大暴落と急回復期も含め、AI時代の市場動向をふまえた内容にアップデートしている。

著者紹介

エリス,チャールズ (エリス,チャールズ)   Ellis,Charles D.
1937年生まれ。イェール大学卒業後、ハーバード・ビジネス・スクールで最優秀MBA、ニューヨーク大学でPh.D.取得。ロックフェラー基金、ドナルドソン・ラフキン・ジェンレットを経て、1972年にグリニッジ・アソシエイツを設立し、2001年まで代表パートナーとして活躍。米国公認証券アナリスト協会会長、バンガード取締役などを歴任するほか、ハーバード・ビジネス・スクール、イェール大学大学院にて上級運用理論を教え、現在も、大手年金財団、政府機関や富裕層のファミリーオフィス等に投資助言を行う
鹿毛 雄二 (カゲ ユウジ)  
ユージン・パシフィック代表。東京大学経済学部卒業。長銀投資顧問社長、USBアセットマネジメント会長兼社長、しんきんアセットマネジメント投信社長、企業年金連合会常務理事、ブラックストーン・グループ・ジャパン特別顧問、アセットマネジメント・ワン社外取締役、SMBC信託銀行社外監査役を歴任
鹿毛 房子 (カゲ フサコ)  
マーシー・カレッジ卒、ロングアイランド大学大学院中退(社会心理学)。ECC外語学院講師を29年間務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)