• 本

メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」

光文社新書 1179

出版社名 光文社
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-334-04584-5
4-334-04584-7
税込価格 902円
頁数・縦 246P 18cm

書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍

要旨

フェイスブックの「メタ」への社名変更のインパクトとともに、「メタバース」が注目トレンドワードとなっている。インターネット上に構築された仮想世界を指し、ゲームやエンターテインメントのみならず、SNSに代わる交流や経済活動の場としても期待が集まる。どんな「新しい世界」が開けるのだろうか。本書では、GAFAMと称される巨大テック企業もこぞって開発に前のめりなメタバースについて、その定義や形態、注目される理由、熱い視線を送る各企業の動向、日本企業の可能性などを網羅的に解説している。発展前夜の過渡期ゆえにメタバースの定義は一様ではないが、本書では、現実とは異なる「もう一つの世界」をメタバースとし、現実とそっくりに構築する「疑似現実」であるデジタルツイン、あるいはミラーワールドと区別している。各社の取り組みはこの二つのタイプに分かれ、しばらくは両立しながら発展、普及していくだろうと著者は予測する。著者は富士総合研究所勤務、関東学院大学経済学部准教授・情報科学センター所長を経て、現在、中央大学国際情報学部教授。博士(総合政策)。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2022年2月22日]

商品内容

要旨

世界に冠たるテックジャイアントの一角、フェイスブックがその社名を「メタ(Meta)」(正式にはメタ・プラットフォームズ)に変更したことで、一般にも広く知られるようになったメタバース。それはいったい何か?我我の生活をどう変えるのか?そこにあるビジネスチャンスとは?フェイスブックを含むGAFAM各社の動向、日本企業の取り組みなどを紹介しながら、その可能性を探る。

目次

プロローグ メタバースとは何か?
第1章 フォートナイトの衝撃
第2章 仮想現実の歴史
第3章 なぜ今メタバースなのか?
第4章 GAFAMのメタバースへの取り組み
エピローグ

著者紹介

岡嶋 裕史 (オカジマ ユウシ)  
1972年東京都生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。博士(総合政策)。富士総合研究所勤務、関東学院大学経済学部准教授・情報科学センター所長を経て、中央大学国際情報学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)