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相剋

PHP文芸文庫 お4−2 警察小説傑作選

出版社名 PHP研究所
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-569-90193-0
4-569-90193-X
税込価格 792円
頁数・縦 267P 15cm

商品内容

要旨

新宿署で煙たがられる鮫島。のちに彼の理解者となる上司・桃井との出会いを描く「区立花園公園」(大沢在昌)、銘酒を守るため、完全犯罪を企図した男の小さなミスを福家が突く倒叙ミステリ「月の雫」(大倉崇裕)、同僚の安積に敵愾心を燃やす相楽。奇しくも二人が抱える事件が交鎖し…「オブリガート」(今野敏)など、組織を率いる上司と現場の捜査官、ライバルの刑事同士、各々の矜持が衝突する警察小説の秀作五篇を収録。

著者紹介

西上 心太 (ニシガミ シンタ)  
文芸評論家。1957年生まれ。東京都荒川区出身。文芸評論家、ミステリ評論家。早稲田大学法学部卒。同大学在学中はワセダミステリクラブに在籍していた。主にミステリ作品の評論をしている。日本推理作家協会員でもあり、数々の推理小説で巻末解説を担当している
大沢 在昌 (オオサワ アリマサ)  
1956年、愛知県生まれ。79年、『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年、『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門を受賞。94年、『無間人形 新宿鮫4』で直木賞、2004年、『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞、10年、日本ミステリー文学大賞、14年、『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞
藤原 審爾 (フジワラ シンジ)  
1921年、東京生まれ。文芸同人誌の手伝いをする傍ら創作を始める。47年、文学史上に残る名作『秋津温泉』を発表。52年、『罪な女』他で第27回直木賞を受賞。純文学からサスペンス、任侠小説、ハードボイルド、社会性の強い作品や動物小説、ユーモア小説など、幅広い作品を執筆し「小説の名人」とうたわれた。84年、逝去
小路 幸也 (ショウジ ユキヤ)  
1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp‐town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる
大倉 崇裕 (オオクラ タカヒロ)  
1968年生まれ。京都府出身。学習院大学法学部卒業。97年、「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作を受賞。98年、「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞
今野 敏 (コンノ ビン*)  
1955年、北海道生まれ。上智大学在学中の78年、『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て作家に。2006年『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、17年「隠蔽捜査」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)