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ニホンザルの生態

講談社学術文庫 2698

出版社名 講談社
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-06-526757-8
4-06-526757-9
税込価格 1,551円
頁数・縦 419P 15cm

商品内容

要旨

日本の霊長類学のパイオニアたちが独自に開発し、発展させた、餌づけ、個体識別、実験、長期観察、共感といった方法論は、リーダーの誕生と没落、メスの繁殖戦略、イモ洗い行動の伝播など、サル社会のダイナミックな構造と文化を生き生きと描き出す。サルの生態を通して人間性の起源に迫る、世界に比類なき霊長類研究の原点。

目次

ニホンザルの生態
社会構造
社会構造を支えるもの
クラスとグループ

ニホンザルの文化
コミュニケーション
日本のサル学
解説 ニホンザル研究の一里塚―河合さんのやり方(山極壽一)

出版社・メーカーコメント

サルの社会に分け入り、文化を見出し、人間性の起源に迫る――。世界に冠たる日本の霊長類学が一番元気だった時代の生きられた記録。

著者紹介

河合 雅雄 (カワイ マサオ)  
1924年、兵庫県生まれ。京都大学理学部卒業。理学博士。生態学・人類学。京都大学霊長類研究所所長、財団法人日本モンキーセンター所長、日本霊長類学会会長、兵庫県立人と自然の博物館名誉館長、兵庫県森林動物研究センター名誉所長などを歴任。2021年5月14日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)