• 本

多品目・多品種ベリー栽培で成功する!!小さな農業と6次産業化 ベリーの栽培・加工・販売がわかる

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-416-52143-4
4-416-52143-X
税込価格 2,200円
頁数・縦 191P 21cm

商品内容

目次

第1章 日本のブルーベリー栽培の変遷とこれからの展望―山梨県北杜市o‐b‐iベリー・小尾能敏
第2章 パティシエ向けに特化した、「すっぱい果実」の多品種多品目栽培―岩手県盛岡市有限会社サンファーム・吉田聡、美香
第3章 ブルーベリーの世界事情と品種選びのポイント―茨城県土浦市有限会社大関ナーセリー・大関充功
ブルーベリー・ブラックベリー・ラズベリー・品種図鑑
第4章 女性一人の新規就農 湘南・平塚でブルーベリー始めました!―神奈川県平塚市湘南Berry・〓橋美千子
ベリー栽培で新規就農!農業を始めるノウハウとは?

出版社・メーカーコメント

多品目・多品種のベリー栽培で営農する秘訣を紹介します。ベリー栽培の基本技術から6次産業化への取り組みまですべてがわかる一冊です。小さな農業を成功させるための栽培技術から、経営方法、アイデア、6次産業化の商品開発、販路の開拓まで、著者陣が実際に行っている方法をご紹介します。ベリーは流通が難しいものの、パティシエをはじめデザート等で求められている品目です。かなり水はけの良い土を好むため、国内での栽培は難しいとされていますが、全国に栽培指導にあたっている小尾能敏氏から栽培方法を伝授します。また、品種の選び方、新しい注目品種、海外で行われている最新の栽培方法などは、大関ナーセリーの大関充功氏が解説。多品目・多品種をうまく組み合わせて、顧客の細かいオーダーにも対応しながら6次産業化を成功させているサンファームの吉田聡氏は、独自の経営方針、多品目栽培の醍醐味、加工品を製造する際のポイントなどを紹介しています。ブルーベリーは果樹のなかでは収穫までの時間が比較的短いことから、新規就農者が選ぶ品目としても適しています。湘南Berryの栽培に取り組む高橋美千子氏は、新規就農から営農を軌道にのせるまでの取り組みを紹介します。

著者紹介

小尾 能敏 (オビ ヨシトシ)  
o‐b‐iベリー。山梨県北杜市にて、ブルーベリー農園「o‐b‐iベリー」を運営。1985年の開園以来、八ヶ岳南麓のブルーベリー栽培の先駆けとなる。1995年、八ヶ岳南麓ブルーベリー組合を設立。2004年、日本ブルーベリー協会理事に就任。2014年、日本ブルーベリー協会認定栽培士に認定。現在は長女とともに観光農園も経営し、カフェをオープンすべく準備中
吉田 聡 (ヨシダ サトシ)  
有限会社サンファーム。岩手県ベリー類をはじめ、サクランボ、リンゴなどを栽培する「有限会社サンファーム」を経営。新潟県上越市生まれ、山形大学農学部卒業。水産系商社に就職したのち、1995年に盛岡にて就農。その後、11代続く当農園の代表取締役社長に就任。盛岡市内と紫波町内に園地を構え、妻・美香とともに生産、加工、販売の他、観光果樹園、直売所も運営
大関 充功 (オオゼキ ミツノリ)  
有限会社大関ナーセリー。茨城県土浦市にてブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーの苗木生産販売を行う「有限会社大関ナーセリー」代表取締役。法政大学卒業後、地元茨城で農業に従事。1980年に前身の「大関フラワー」創業。1998年にはブルーベリー視察のため渡米。1999年から海外育成品種の導入を開始。以来、多彩な品種の通信販売を行う
〓橋 美千子 (タカハシ ミチコ)  
湘南Berry。神奈川県平塚市にてブルーベリー農園「湘南Berry」を開設。30aの圃場で孤軍奮闘しながら栽培に取り組む。花き生産者の家に生まれ、農業高校、農業大学を卒業。企業に就職するものの農業への道を切り開くべく、独立就農。平塚市認定就農者を取得する他、農業女子プロジェクト、ベリー会議、神奈川県なでしこfarmersなどのメンバーとして活動中
田中 敬一 (タナカ ケイイチ)  
弘前大学大学院農学研究科修士課程卒業、農林省果樹試験場入省、現在は、つくば生命科学研究所長。科学技術長官賞研究功績者表彰、園芸学会賞功績賞を受賞。農学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)