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ハイニヘン「新しい通奏低音奏法〈1711年〉」 全訳と解説

出版社名 道和書院
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-8105-3006-3
4-8105-3006-X
税込価格 4,400円
頁数・縦 321P 21cm

商品内容

要旨

バロック音楽を理解する最高の手引き。「愛好家が独学でも通奏低音を習得できるように」実践的にまとめられた教本。劇場様式の奏法や、修辞学と関連したインヴェンツィオの創作、アフェクトの表現についても平易に説明されている。

目次

第1部 通奏低音の基本原理(三和音の配置と進行
数字と各種和音
短い音符の扱い方
すべての調における三和音、数字、短い音符の扱い方
初心者のための通奏低音の装飾法)
第2部 通奏低音の完全な学識(数字なし低音、特に劇場音楽での実践
レチタティーヴォ様式の伴奏
実際のカンタータ楽曲における規則の活用
「音楽環」
通奏低音の効果的な練習法)
付録

著者紹介

ハイニヘン,ヨハン・ダーヴィト (ハイニヘン,ヨハンダーヴィト)   Heinichen,Johann David
ザクセン選帝侯国(ドレスデン)宮廷楽長。音楽史家チャールズ・バーニーに「ドイツのラモー」と称えられた、バロック時代の主要作曲家。1683年、ザクセン・ヴァイセンフェルス公国トイヘルン近郊のクレスルンに生まれる。ライプツィヒの聖トーマス学校でヨハン・クーナウに師事。ライプツィヒ大学法学部で学び卒業後は弁護士となるが、1709年にザクセン・ツァイツ公国の宮廷楽長となり、翌年から数年間、ヴェネーツィアを中心に活動。1717年、ザクセン選帝侯国の宮廷楽長となる。1729年、ドレスデンにて享年46歳で他界。作品は、オペラ、ミサ曲など宗教声楽曲、セレナータ、世俗カンタータ、協奏曲など
久保田 慶一 (クボタ ケイイチ)  
東京藝術大学大学院修士課程を修了。ドイツ学術交流会の奨学生としてフライブルク大学、ハンブルク大学、ベルリン自由大学に留学する。東京学芸大学教授、国立音楽大学教授・副学長を経て、東京経済大学客員教授。音楽学博士(東京藝術大学大学院)
小沢 優子 (オザワ ユウコ)  
東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。現在、愛知県立芸術大学、南山大学、三重大学、椙山女学園大学各非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)