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客家と毛沢東革命 井岡山闘争に見る「民族」問題の政治学

出版社名 日本評論社
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-535-52591-7
4-535-52591-9
税込価格 6,600円
頁数・縦 518P 22cm

商品内容

目次

序章 「客家と革命」をめぐる検討課題
第1章 毛沢東と客家の邂逅―井岡山の「山大王」との同盟
第2章 パンドラの箱―土籍と客籍の永年抗争
第3章 「土匪首領を殲滅せよ」―モスクワからの指令と井岡山の動揺
第4章 仕組まれた赤色テロ―土客籍矛盾の暴発
第5章 毛沢東の「不都合な事実」―袁王への対応の変化
終章 中国共産党政治とエスニック問題

出版社・メーカーコメント

江西・湖南省境の 井岡山から始まった毛沢東の農村革命と、根拠地の主要な族群(エスニック集団)であった客家の関係性の研究。

著者紹介

藤野 彰 (フジノ アキラ)  
中国問題ジャーナリスト、北海道大学名誉教授。専門は現代中国論。1955年、東京都生まれ。1978年、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。1978〜2011年、読売新聞東京本社に記者として勤務し、上海特派員、北京特派員、シンガポール支局長、国際部次長、中国総局長(計2回)、編集委員(中国問題担当)などを歴任。1986〜87年、中国政府奨学金留学生として山東大学に留学。2012〜2019年、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)