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鎌倉殿と13人の合議制

河出新書 045

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-309-63141-7
4-309-63141-X
税込価格 891円
頁数・縦 198P 18cm

商品内容

要旨

源頼朝が急死した後、武家の棟梁の座を継いだ頼家。その代に導入された「13人の合議制」とはいったい何だったのか。関東の秩序と地理、文官の役割、頼朝をめぐる女性たち、朝廷との距離感、北条氏の思惑…頼朝以前にさかのぼって鎌倉幕府の本質を明らかにしながら、武士政権というそれまでにない権力体、新しい世の始まりをリアルに描き出す。

目次

序章 鎌倉幕府とは何か
第1章 「13人の合議制」とは何かを考えるために
第2章 頼朝以前
第3章 鎌倉幕府の成立
第4章 「13人の合議制」の真実
第5章 そして内乱へ

出版社・メーカーコメント

源頼朝亡き後、家督を継いだ頼家の代に導入された「13人の合議制」とは何だったのか。頼朝以前にさかのぼって鎌倉幕府の本質を明らかにしながら、北条時代への移行期の真相に迫る。

著者紹介

本郷 和人 (ホンゴウ カズト)  
1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。博士(文学)。専攻は日本中世政治史、古文書学。『大日本史料』第5編の編纂にあたる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)