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読書とは何か 知を捕らえる15の技術

河出新書 046

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-309-63147-9
4-309-63147-9
税込価格 979円
頁数・縦 292P 18cm

商品内容

要旨

読書とはつねに“部分”から“全体”への推論だ―仕事や勉強のため必要に迫られて読書するときでも、いったん本に没入すれば私たちはまちがいなく“狩猟者”の眼差しになり、言葉や文章を“狩って”いる―。本の中で出会う知識や情報の断片を、どのように捕らえ、体系化できるのか?「読書効率主義」とは正反対のベクトルを志向する進化生物学者が本の山の奥へと分け入り、読書経験を通しものごとを考えぬく知力を養う術を伝える。

目次

第1章 知のノードとネットワーク―読書は探検だ(手にする動機、読み通す技術
文字空間とその可視化―インフォグラフィックスの視点から ほか)
第2章 読書術(基本篇)―大技と小技のあれこれ(“完読”足元を見よ、メモを取れ、時々休め
“速読”自己加圧ナッジの術 ほか)
第3章 読書術(応用篇)―冒険と危険は紙一重(“難読”先入観で分類しない
“精読”読書ノートをつくりこむ ほか)
第4章 読書術(発展篇)―読み終わらない本のためのパヴァーヌ(“復読”読者としてアップグレードする
“休読”途中で撤退する勇気と決断 ほか)

出版社・メーカーコメント

読書とはつねに「部分から全体への推論」だ――無慈悲にも一般人を拒絶する学術書から歴史的大作まで、博覧強記の進化生物学者が独自の分類法を用い、知識を自分のモノにする読書術を伝授!

著者紹介

三中 信宏 (ミナカ ノブヒロ)  
1958年、京都市生まれ。国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構専門員、東京農業大学客員教授。東京大学大学院農学系研究科博士課程修了(農学博士)。専門分野は進化生物学・生物統計学。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)