クルド問題 非国家主体の可能性と限界
| 出版社名 | 岩波書店 |
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| 出版年月 | 2022年2月 |
| ISBNコード |
978-4-00-022646-2
(4-00-022646-0) |
| 税込価格 | 3,960円 |
| 頁数・縦 | 144P 22cm |
商品内容
| 要旨 |
「アラブの春」を発端とする紛争勃発から10年以上を経た今日も、中東は依然として混迷の最中にある。主権国家の秩序が揺らぎ、非国家主体の影響力が増大するなかで、その代表的存在であるクルド民族主義組織の学術研究が、いま必須の課題となっている。クルド人リーダーの思想、ならびにイラク、シリア、トリコ、イランにおけるクルド民族主義組織の動向を分析し、“国を持たない世界最大の民族”クルド人の実像に迫る。 |
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| 目次 |
第1章 クルド人リーダーたちの肖像―バールザーニー親子、ターラバーニー、オジャラン(バールザーニー親子とターラバーニー |



出版社・メーカーコメント
「アラブの春」を発端とする紛争勃発から10年。主権国家の秩序がいっそう揺らぎ、非国家主体の影響力が増すなかで、その代表的存在であるクルド人勢力についての学術研究はいまだに手薄い。地域研究、国際関係論、政治学の方法論を駆使して世界最大規模の国を持たない民族、クルド人の実像に迫り、クルド問題研究のフロンティアを切り拓く。