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ヴェールのなかのモダニティ ポスト社会主義国ウズベキスタンの経験

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-13-026171-5
4-13-026171-1
税込価格 6,820円
頁数・縦 255,27P 22cm

商品内容

目次

ポスト社会主義国のヴェール/スカーフ問題への視座
第1部 モダニティ追求の磁場としてのウズベキスタン(ウズベキスタンの成立―一九二四年中央アジア民族・共和国境界画定
独立後のウズベキスタンのナショナリズムの光と影
宗教とモダニティの相剋―イスラーム観をめぐる亀裂)
第2部 イスラーム・ヴェール問題の歴史的展開(中央アジアにおける女性の装いとヴェール
帝政ロシアの「ムスリム女性」と「ヴェール」をめぐる言説
ソ連期ウズベキスタンの「女性」と「ヴェール」をめぐる言説と表象)
第3部 現代ウズベキスタンの「ヴェールの政治学」(権威主義体制とイスラーム過激主義問題
「女性」と「ヴェール」をめぐるポスト社会主義時代の語り
新たなヴェール、新たな言説―「ヒジョブ」問題)
モダニテイの長い道程は再び開かれるのか

著者紹介

帯谷 知可 (オビヤ チカ)  
神奈川県生まれ。東京外国語大学外国語学部ロシヤ語学科卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退。東京大学教養学部助手、在ウズベキスタン共和国日本国大使館専門調査員、国立民族学博物館地域研究企画交流センター助手・助教授、京都大学地域研究統合情報センター准教授などを経て、京都大学東南アジア地域研究研究所准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)