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バナナの木殺し 中篇小説集

台湾文学ブックカフェ 2

出版社名 作品社
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-86182-878-2
4-86182-878-3
税込価格 2,640円
頁数・縦 258P 19cm

商品内容

要旨

「ほんとうの悲劇にはいつも滑稽な要素があるのよね」大学生の主人公は、乗っていた車に自分からぶつかり飛ばされた謎の少女・品琴に興味をひかれ、調べていくうちに、バナナ畑のなかで暮らす彼女の家族とある宗教団体の関係を突き止める…。新世代作家の期待の星による、家族の秘密をめぐる怪奇的で幻想的な表題作のほか、中篇全三篇を収録する小説集。

著者紹介

呉 佩珍 (ゴ ハイチン)  
1967年生まれ。国立政治大学台湾文学研究所准教授。日本筑波大学文芸言語研究科博士(学術)。専門は日本近代文学、日本統治期日台比較文学、比較文化。東呉大学日本語文学系助教授の教歴がある。現在、国立政治大学台湾文学研究所所長
白水 紀子 (シロウズ ノリコ)  
1953年、福岡生まれ。東京大学大学院人文科学研究科中国文学専攻修了。専門は中国近現代文学、台湾現代文学、ジェンダー研究。横浜国立大学教授を経て、横浜国立大学名誉教授、放送大学客員教授。この間に北京日本学研究センター主任教授(2006)、台湾大学客員教授(2010)を歴任した
山口 守 (ヤマグチ マモル)  
1953年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科中国文学専攻修了。専門は中国現代文学、台湾文学及び華語圏文学。現在、日本大学文理学部特任教授、日本台湾学会名誉理事長
池上 貞子 (イケガミ サダコ)  
1947年、埼玉生まれ。東京都立大学大学院修士課程修了。専門は中国語圏の現代文学。跡見学園女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)