• 本

ケースで考える債権法改正

法学教室LIBRARY

出版社名 有斐閣
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-641-13869-8
4-641-13869-9
税込価格 3,740円
頁数・縦 381P 22cm

商品内容

要旨

「いちど詰めて考えてみよう」改正規定は、「わからないこと」だらけ!?解釈論上の問題点をケースを通して浮き彫りにし、事例解決の方向性を探究する。

目次

錯誤
代理―代理権濫用、利益相反行為、復代理
無効・取消しの効果
消滅時効・時効障害
受領遅滞
債務不履行による損害賠償の帰責事由
詐害行為取消権の要件
詐害行為取消権の効果
連帯債務
保証―事業債務の個人保証人の保護を中心に
債権譲渡制限特約
債務引受―併存的債務引受と免責的債務引受の関係を中心に
弁済による代位
相殺―「前の原因」による相殺の拡張
定型約款
特定物売買と危険負担
売買の解除
売買目的物に契約不適合がある場合の代金減額請求権
種類債権の「特定」
賃貸不動産の譲渡に伴う賃貸人の地位の移転と地位の留保
賃借人の賃借物返還義務・原状回復義務・収去義務
請負における報酬債権―仕事完成不能の場面を中心に
請負における契約不適合責任
寄託―諾成契約化と寄託物引渡し前の解除権、混合寄託

出版社・メーカーコメント

改正された債権法は,条文や教科書を見るとわかりやすくなったような印象。でも,ケースに当てはめてみると…。本書は,改正点の悩みどころを,ケースに沿って深く・丁寧に解説します。教科書などで基本を押さえたら,本書での実戦を。好評連載待望の単行本化。