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死という最後の未来

幻冬舎文庫 い−2−17

出版社名 幻冬舎
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-344-43158-4
4-344-43158-8
税込価格 649円
頁数・縦 254P 16cm

商品内容

要旨

キリストの信仰を生きる曽野綾子90歳。法華経を哲学とする石原慎太郎89歳。対極の死生観をもつふたりが「老い」や「死」について赤裸々に語る―。「人は死んだらどうなるのか」「人間には死ぬべき時がある」「人間の死は永遠に向かっての新しい誕生日」「命の長さは神が決めること」等々、死に向き合うことで浮かび上がる人が生きる意味とは?

目次

第1章 他人の死と自分の死(病はある日、突然になるもの
書けなくなるなら、死んだほうがいい
心と肉体のジレンマが本当につらい ほか)
第2章 「死」をどう捉えるか(人は死んだらどうなるのか
お釈迦様は輪廻転生があるなどとは言っていない
霊魂は存在するのか ほか)
第3章 「老い」に希望はあるのか(夫を自宅で看ようと決めた時
介護は家族だけで背負ってはいけない
「ありがとう」は感じのいい日本語 ほか)

出版社・メーカーコメント

キリストの信仰を生きる曽野綾子。法華経を哲学とする石原慎太郎。対極の死生観をもつふたりが「老い」や「死」について赤裸々に語る。死に向き合うことで見える、人が生きる意味とは。歳はひとつ違い、家も近所で、昔からの友人。だが会う機会は多くはなかったという石原氏と曽野氏。そんなふたりが「人は死んだらどうなるのか」「目に見えない何か、はある」「コロナは単なる惨禍か警告か」「悲しみは人生を深くしてくれる」等々、老いや死、人生について語り合う。老境のふたりにとっての孤独や絶望、諦観や悲しみ、そして希望とは。

著者紹介

石原 慎太郎 (イシハラ シンタロウ)  
1932年神戸市生まれ。一橋大学卒。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」で第一回文學界新人賞を、翌年芥川賞を受賞。著書多数
曽野 綾子 (ソノ アヤコ)  
1931年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒。1979年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。2003年に文化功労者、1995年から2005年まで日本財団会長を務めた。1972年にNGO活動「海外邦人宣教者活動援助後援会」(通称JOMAS)を始め、2012年代表を退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)